お笑いに味を占めた男

仙人 File 1

仙台の文化をつなぐ“仙人”とゆるく、時に深く、おしゃべり。
一人目は、仙台のお笑い文化に熱い想いを持つ、よっくん。

僕がはじめてお笑いライブに行ったのは、母に連れて行ってもらったダンディ坂野さんのライブ。

とにかく生ゲッツを観たくて、多賀城市民会館へ。僕が小学校1、2年の頃です。あるラジオ番組の企画としてお笑いライブをやって、そこにダンディ坂野さん、バナナマン、スピードワゴンとかが来ていたんです。今じゃ大御所クラスですよね。生ライブを観てはじめて「お笑いって面白いなぁ」と思い、そっからどんどんハマった。

当時はお笑いブームだったんで、色んなお笑い番組を必ず録画して、チェックするような日々。その頃から月1回は仙台でもお笑いライブやっていたので、母親に連れて行ってもらっていました。

そっからもう、ずっと好き。

人前に出たがりなタイプでした。小学校の卒業文集に、“明石家さんまさん みたいなMCになる”みたいなことを書いていて。その延長で、中学校の文化祭でもコントをやったり。たぶんそこで味を占めてしまった。

―結構ウケたんだ(笑)?

そうですね(笑)まぁ、やってることはオリジナルとパクリとの境界線が全くないような、非常に危ういコントだったんですが、ステージに立つのって面白いなと思って。

大学では、明治大学文学部演劇学科で演劇もやりました。演劇でも好きなのはコメディで、本質はやっぱりお笑いに興味がある。お芝居をやるときも、自分が与えられた役の中でどれだけ面白く出来るか。そんなことをずっと考えていました。

―仙台に戻った今、改めて、なぜお笑いを?

演劇をやるには人手が必要でなかなかすぐには出来ない。でもお笑いだったら一人で成立する。
それでピン芸人としてやってみたんですが、ピンってめちゃくちゃ難しいぞ。って気づいた。
笑いって、相手との会話のなかで生まれてくる面白さだったりするので。
ふたりの掛け合いのなかでやったほうがいいと思い、今やっと相方をみつけたところ。

―最後に。最近いちばんツボだったことは?

おじいちゃんの家から出てきた古い写真のアルバムに、自分とそっくりの母親の写真が何枚もあったこと。
これをカメラで撮ってインスタあげる、これが今自分の中で一番のトレンドです。

WRITTEN BY
SEN.
仙台の文化の点を線でつなぐ、カルチャーマガジン“セン”。 仙台の文化的な場所やひと、アートなどにフォーカスし、仙台の良さ、仙台らしさを発信すべく、活動の場を広げている。SEN.のウェブメディアでは、仙台に携わる人それぞれの視点で切り取った情報を発信。異分野の人同士がトークを展開する、「点と点をつなぐインタビュー」も配信中。
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