懐かしい味を、この先も。

食べるとほっとする、おばぁちゃんの味。
皆さんはどんな料理が浮かぶだろうか?

私は、お椀いっぱいの「おくずかけ」を思い出す。

お盆やお彼岸の際に、仙台名物「ずんだもち」と一緒に食べるという風習があるが、精進料理としてだけではなく、普段の食卓にも登場する宮城の郷土料理だ。

葛でとろみをつけたしょうゆ味のお汁に、細かく切ったにんじん、だいこん、さといも、しいたけなどの野菜と、まめ麩が盛りだくさん。
白石温麺を盛りつけたお椀にあんをかけ、みつばを添える。

家庭によって具材は異なるが、温麺の変わりに糸こんにゃくを使ったり、みつばの変わりにいんげんを入れても美味しい。

夏バテで食欲がないときや、冬の冷えた身体に優しく染み渡る、栄養満点の一杯。

「干ししいたけを一晩水に浸すと、いい出汁が出るんだよ。」
と、嬉しそうに教えてくれる祖母を見て、この先も引き継いでいきたい食文化だと感じる。

早速今夜、干しいたけを準備してみようかな。

WRITTEN BY
リー
1993年生まれ。三度の飯と旅が好き。誰もが知ってる有名どころよりも、誰かが教えてくれるローカルなものに心がときめく。地元仙台が内に秘める文化を知りたくて、SEN.のワークショップに参加。面白い情報を吸収中。
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